神経グループ

日本小児神経学会、日本てんかん学会などの全国学会を中心に積極的に学会発表、論文発表を行っています。現在の主な研究テーマは以下の通りです。

神経グループの研究内容

1.発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠如多動性障害、学習障害、等)に関する研究

発達障害児に対して1H-MRSをもちいた脳内の各種代謝物質濃度の測定、デフォルトモードネットワークの測定、NIRSを用いた各種課題に対する脳活動の賦活部位の検討、頭部MRI・脳波の所見の検討、などを行っている。生物学的異種性のある発達障害について、「遺伝要因」-「イメージングによる中間表現型(例:頭部MRI所見)」-「臨床症状」 の組み合わせを検討することにより詳細なサブグループ化を行い、将来的により適切な発達障害のオーダーメード医療に資することを目指している。

2.てんかんに関する研究

デジタル脳波による長時間ビデオ脳波モニタリング、3T-MRI・PET-CT・SPECTなどの画像診断、などを駆使することにより、薬剤抵抗性てんかんやてんかん性脳症の正確な診断、評価を行い、病態に応じた適切な治療法の検討を行い、学会発表や論文化を通じててんかん診療の発展に貢献することを目指している。

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